Top | RSS | Admin

【スポンサー広告】  スポンサーサイト

--/--/-- --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Our Man in Paris/Dexter Gordon


01.Scrapple from the Apple
02.Willow Weep for Me
03.Broadway
04.Stairway to the Stars
05.Night in Tunisia

デクスター・ゴードンの朴訥としたテナーの音が好きだ。たどたどしいんじゃない?と思えるくらいの朴訥振りがなんとも胸に響く。勝手な推測ではあるが、実直な人だったんじゃないだろうかと思う。例えば一曲目「Scrapple from the Apple」。チャーリーパーカーによるバップの名曲だが、原曲が鬼のようなテンポで吹きまくる曲なのに対し、デックスはなんともゆっくりと噛み締めるように、丁寧に素朴に吹き上げる。この曲は別のアーティストによるものもいくつか聴いているが、俺はデックスのそれが一番好きである。聴いてるとニンマリしてしまう。

このアルバムはパリに渡ったデックスがバド・パウエルと共演したアルバムだが、ほとんど同じような設定で作られた映画が「ラウンド・ミッドナイト」である。パリに在住したバド・パウエルのエピソードを元に作られたこの映画で、デックスはアル中でどうにもならなくなりパリに新天地を求めるサックス奏者という役柄(主役)で登場する。やがてアル中を克服し再度栄光を手にするというストーリーなのだが、俺は更生した後より、アル中でヘロヘロの演奏をしているという設定のライヴのシーンが好きで、恐らくアル中のロクでなしという役柄は本人とはかけ離れたものかもしれないけれど、酔いどれの演奏そのものに、本来の朴訥としたデックスらしさを感じてしまう。勿論思い違いなのかもしれないけれど。

このアルバムとともに、映画「ラウンド・ミッドナイト」も特にオススメしたい。ジャズの本質をえぐるような名台詞がオンパレードの素敵な映画である。

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。