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在りし日の伊之助君


お葬式の話。

東京というのは世知辛いもので、そこら辺に埋めてお墓を作ると言う訳にも行かず、動物の供養をしてくれるお寺を探して荼毘にふして、お経を上げてもらうことにした。お経は結構本格的で、お堂で袈裟を着た坊さんが長々とあげてくれた。合間合間に、

「い~の~す~け~。」

って言ってるのが聞こえてちょっぴり可笑しかった。

その後、遺体を焼いてもらい、待合室で小さな骨壷に納まったお骨を持って、諸々の手続きの順番待ちをしていると、なんとなく香ばしい匂いがしだした。

「あれ?伊之助焼いたら香ばしい匂いになっちゃった?これ。」

とカミさんに確認したところ、しー!やめなさい!みたいなゼスチャをし出したので、ふと脇をみると別の動物の供養で来ていたご夫婦が、沈痛な面持ちでお茶を飲みながら胡麻煎餅を食べていた。これはもうかなりツボで、笑いを堪えるのが大変だった。

なにかと面白可笑しい事ばかりで、旅立ちが笑顔ってのも悪いはなむけでもないなと思った。最後は笑ってお別れしたんだよ。ってね。ニューオリンズのセカンドラインの事を思い出したりして。俺の葬式もカミさんの葬式もそんなカンジがいいななんて考えたりもする。

そんなこんなで伊之助君の追想記はここらで幕としたいと思います。なんて言いつつね。なんか思い出したら気まぐれに書くかもしれません。またそんな機会に。

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