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在りし日の伊之助くん


ペットを捨てることの是非というお話。

いや是非もへったくれもない。良くないことで議論の余地はないのだろうけれど、別に俺は動物愛護団体の回し者でもないし、止むに止まれぬ事情だってあるんだろう。仕方ないことだとも思う。

ただ、

「ずっりぃなあ。」

とは思う。よくカミさんと会話したのは、

「どんな事すると喜ぶのかね。」

という話。元々それほど脳味噌の大きな動物でもないし、何をやっても同じだったのかもしれないけれど、もしかしたら前の飼い主は彼女の喜ぶツボを知っていたかもしれないと思うと切なかった。

後半の1年は本当に病気がちで、結局不調に終わった手術にも立ち会って一部始終を見守ったし、最後の日、カミさんの膝の上でその小さな心臓が止まるまで、俺は天井を眺めたり彼女を眺めたりして、「何もできない事」を耐え続けた。

もし、もしもだけれど、前の飼い主が、彼女がどこかで元気でいるのかなんてことをたまに夢想しているのだとしたら、従順でかわいく元気だった彼女の思い出だけを大切に思い出しているのだとしたら、やっぱり、

「ずっりぃなあ。」
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